モール活用型ECマーケティング支援事案

新型コロナウイルス感染症の終息が見えないなか、非接触型販売であるECサイトの利便性が再注目されています。独立行政法人中小企業基盤整備機構(以下「中小機構」)では、非接触型販売を積極的に取り入れようとしている中小企業者のために、ECモールへの出品を通じて必要な知識を取得し、実際の経験を積む機会を提供する「モール活用型ECマーケティング支援事業」を実施しています。コロナ禍によって業績に影響を受けながらも、本事業に参加し、未来への新たな足掛かりをつかんだ事業者様をご紹介します。

国内モール 第1期出品事業者様(出品期間:2021年7月~10月)

国内モール 第2期出品事業者様(出品期間:2021年10月~2022年1月)

国内モール 第3期1次出品事業者様(出品期間:2022年1月~4月)

国内モール 第3期2次出品事業者様(出品期間:2022年4月~7月)

BtoBからBtoCへ。
創業66年目のチャレンジで、
社内も活性化

株式会社 河辺商会/CHOPLATE®

株式会社 河辺商会
所在地:大阪府堺市西区平岡町85-1
従業員数:45名(国内)100名(海外)
資本金:5,000万円
事業内容:プラスチック成形品の製造及び販売

創業以来66年にわたってプラスチック成形加工・金型設計製作を専門とし、自動車関連、AV機器関連、光学関連、電池関連の外装部品をはじめ、内装部品、機構部品と幅広いニーズに応える技術力に定評があります。昨今は、メタリック材料による塗装レス商品の開発や超低グロス商品開発にも挑戦しています。
今後の経営方針を見直すなかで、兼ねてから計画していた自社プロダクトの開発に取り掛かり、2021年春にまな板になるお皿「CHOPLATE®」が誕生。初の自社プロダクトを新たな事業柱とするために、本事業へのチャレンジとなりました。創業以来、培ってきた実績・経験・信用を大切にしつつ、「新しいニーズに応えることのできる挑戦を続けていくこと」をミッションに掲げ、「ものづくりで社会に貢献する企業」を目指す、3代目代表取締役社長の福田康一氏にお話を伺いました。

この事業に応募したきっかけを教えてください。
創業以来、部品のプラスチック加工製造を生業に大手メーカーの下請け会社として、順調に業績を伸ばしてきましたが、ここ10年ぐらい前からは脱下請けということも考えていました。発注先の事情に左右されてしまうこれまでのBtoB事業のリスクヘッジの観点からも、BtoCへの挑戦は必要でした。「CHOPLATE®」は、奇しくも新型コロナウイルス感染症のまん延による巣ごもり需要や、アウトドア嗜好との親和性が高いと考え、販売強化のために自社でECサイトを立ち上げたのです。しかし、これまで消費者と直接やりとりしたこともなく、社内にECサイト専任者もいないなかで、どのように運営管理をしていくべきか戸惑っていました。そんな時にこの事業を知り、ECサイト全般について、ゼロから学ぶつもりで応募しました。
この事業に参加して、ECサイトに関する知識や経験は深まりましたか?
ECサイトの運営以前にBtoCに関しては、まったくの素人でした。「いいものエール」で、商品写真の撮り方や商品説明の文章、サイトのデザインなど、いかに消費者の目にとまり、興味を持ってもらうためのテクニックを学ぶことができたと思います。3ヵ月という短い期間でしたが、この経験が次のステップへとつながり、自社ECサイトの運営にも役立っています。
この事業に参加して、ECサイトに関する知識や経験は深まりましたか?
この事業に参加してよかったことを教えてください。
初期費用やランニングコストも含めてのサポートなので、安心して出品できたことです。自社で楽天市場やAmazonなどのような大手ECモールに出店するには、それなりの初期費用や毎月のランニングコストがかかり、売上が見通せない新事業ではリスクがあるため躊躇したでしょう。また、1商品しかないわたしたちがECサイトに向いているかどうかも不安でした。でも今回の挑戦で、たった1商品でも十分勝負できることがわかったので、出品を終えたいまも、継続して他のECモールにショップを構えることができたのです。まだまだ知名度も低く、どのように育てていくか試行錯誤はしていますが、「いいものエール」に参加したことで、製造業なりの商品の売り方を考えるきっかけになりました。
新事業をスタートさせ、社内に変化はありましたか?
今回のプロジェクトは若手社員が中心となって進めてきました。彼らがメインの仕事を抱えながらも、商品開発やECサイトの管理など積極的に関わってくれ、楽しんでくれているのがうれしいですね。しかし、このように新事業に挑戦できたのも熟練の技術を持つベテラン社員たちが会社の屋台骨を支えてくれているおかげです。いい意味で、世代別の役割のようなものができ、社内全体の風通しもよくなり、一丸になってがんばろう! いろいろなことに挑戦しよう!という雰囲気がこれまで以上に高まってきたように感じています。また、自社プロダクトを持ったことで、本業では出会わないような人たちと接したり、直接ユーザーの声を聞いたりできる機会も増え、刺激を受けています。「CHOPLATE®」の売り上げはまだわずかなものですが、さまざまな広がりを得ることで本業にも役立つと期待しています。
新事業をスタートさせ、社内に変化はありましたか?
今後の展望について教えてください。
「CHOPLATE®」は、世界でも勝負できる商品だと自信を持っています。また、やはり市場としては国内だけでは限界があるため、海外進出は必至だと考えています。そのためには、まず海外向けのECサイト(越境モール)に出店することから始めたいですね。将来的には登山やキャンプが盛んな欧米への進出も視野に入れていますが、まずは同じアジア圏のシンガポールから挑戦したいと考えています。言葉も感性も異なる海外向けECサイトで、商品の魅力をどう伝えていくかが課題ですが、特に写真や動画を上手く利用して伝えていく予定です。誕生して、まだ1年弱。10年くらいの長いスパンで育み、認知度を上げていこうと計画しています。国内外で広く売っていくために、これからもさまざまなチャレンジを続けていきます。
この事業への参加を迷っている出品事業者へ、アドバイスをお願いします。
よいものを作る技術はあるが、売り方を知らない」というのが、わたしたち中小企業事業者の多くが持つ悩みだと思います。いいものエールは、その“売り方”をサポートしてくれます。初期費用やランニングコストが、新たなことを始めるうえでのネックになっているようなら、その心配もありません。売りたいものがある方には、一歩踏み出すきっかけになるので、ぜひ利用されるとよいと思います。3ヵ月という期間もチャレンジ期間として最適です。短いと感じるかもしれませんが、つまり結果も早く出るので、事業計画も進めやすいと思います。
「CHOPLATE®」
174mm:税別価格1,740円(税込価格1,870円)/220mm:税別価格2,700円(税込価格2,970円)

「まな板を出さずにちょっと切れて、そのままお皿として食卓に出したい」。そんなニーズに応えた商品は、内食が増え、キャンプなどアウトドアを楽しむようになったコロナ禍の“新たな日常”において、大いに受け入れられました。電子レンジや食洗器にも対応し、傷もつきにくく、河辺商会のプラスチック加工技術の集大成とも言える逸品です。なお、2021年12月には、創造力にあふれる製品を大阪府知事が認定する「大阪製ブランド」、優れた顧客体験を設計・実現できたサービスやプロダクトの表彰「CX AWARD 2021」に選出されました。
※「いいものエール」出品商品は1,740円(174mm)となります。

https://kawabes.thebase.in/

国内モール 第1期出品事業者様(出品期間:2021年7月~10月)

国内モール 第2期出品事業者様(出品期間:2021年10月~2022年1月)

国内モール 第3期1次出品事業者様(出品期間:2022年1月~4月)

国内モール 第3期2次出品事業者様(出品期間:2022年4月~7月)

後ろ向きにならず、
チャレンジを!
新たな知識で、
新たな売り上げを生み出す

旬や ていじ/
ゆず薫る『がいな黄金唐揚げ™』

旬や ていじ
所在地:徳島県美馬市脇町字拝原238-1
従業員数:3名
事業内容:居酒屋経営、移動販売、小売販売

旬や ていじ/ゆず薫る『がいな黄金唐揚げ™』 店主である齊藤猛氏の生家は、100年続く老舗仕出し屋。子供の頃、魚をさばく祖父の姿に憧れ、進路を飲食業に決めたのは自然なことだったといいます。ホテルや大手飲食チェーンなどで研鑽を積み、満を持して2014年に徳島県美馬市に“地元食材”と“旨い地酒”をメインとする居酒屋「旬や ていじ」をオープン。地元の人たちに愛され、安定経営をしていたところに襲いかかったのが新型コロナウイルス感染症でした。言うまでもなく、コロナ禍において甚大な影響を受けた飲食業界ですが、齊藤氏は既に移動販売も行っていて地元では広く知られたお店の看板メニュー「ゆず薫る『がいな黄金唐揚げ™』」に希望を託し、事業を立て直すことを決意。ECサイトを活用した小売業という新事業に踏み出した当時の状況と、これからについてお話を伺いました。

この事業に応募したきっかけを教えてください。
ご存じのとおり、飲食業界はコロナ禍で非常に振り回されることになりました。2020年4月~5月までは徳島県の要請による時短営業時の売上は、ほぼゼロに近い状態でした。しかし、新型コロナウイルス感染症が発生する前の2月から日中の仕出し弁当や、店の看板メニューである「ゆず薫る『がいな黄金唐揚げ™』」を道の駅や地元のイベントなどで移動販売をしていたことが不幸中の幸いでした。居酒屋以外の業態を始めたのは、お店が繁華街から少し離れており、地元の常連さんたちで成り立っているため、このまま居酒屋としてだけでは先行きが不透明と感じていたからです。移動販売などのおかげで、なんとか2019年度の売上の1/3程度は確保できていましたが、先行きが不安なのは変わりませんでした。まず、助成金を利用して店のホームページを立ち上げ、唐揚げ等を購入できる仕組みを作りましたが、なかなか思うようにいかず途方に暮れていました。そんなとき、たまたまFacebookでこの事業を知り、応募をしました。
ECサイトでの小売業が、売上の補填以外に重要と考えた理由はありますか?
コロナ禍が終息しても、居酒屋は以前のような利用をされない可能性が高く、売上も戻らないと覚悟をしています。新しい個人飲食店の経営スタイルとして、居酒屋とは別に小売販売・持ち帰り専門店へと事業転換していく必要があると考えていたので、その手段のひとつとしてECサイトでの販売ノウハウを知りたいと思いました。
ECサイトでの小売業が、売上の補填以外に重要と考えた理由はありますか?
この事業に参加して、ECサイトに関する知識や経験は深まりましたか?
自社サイトを持っていながらインターネット関連についての知識はほぼゼロだったので、専門用語や仕組みなどECサイトの基本についてはもちろん、すべてが勉強になりました。また、定期的に関連セミナーが開催されたので積極的に参加し、SEO対策など多くの人に見てもらうためテクニックなど幅広く学びました。これまでなんとなく使っていたツールにもすぐれた機能があることを知るなど、驚きばかりでしたね。「いいものエール」は学ぶ機会も与えてくれ、得た知識は自社サイトを見直したときや日々の運営にも役立っています。
この事業に参加して、ECサイトに関する知識や経験は深まりましたか?
この事業に参加してよかったことを教えてください。
「いいものエール」で「ゆず薫る『がいな黄金唐揚げ™』」を購入し、気に入ってくれた方々が当社のECサイトを通じて継続購入をしてくれていることです。いまではECサイト事業の売上が全体の3割を占めるほどに。いくら自信のある商品でも知ってもらわないと売れません。いいものエールで多くの人に知ってもらえたことは単純にうれしく、同時に認知度を上げる必要性を思い知らされたのも、いい勉強になりました。また、実際にサイト運営をしたことで、「作り手の想いを伝えるために、商品説明はくわしいほうがよい」などの反省すべき点や、やりたいことが明確になったのもよかったです。やはり、やってみないと見えてこないものがありますね。3ヵ月という短いスパンなので、それらを次のステップに反映しやすいのもECサイト初心者にはありがたいと思います。
ECサイトの可能性について感じたことがあったら教えてください。
居酒屋の新たなスタイルとして、仕出し弁当や移動販売などを行いましたが、わたし自身が行ける場所のみとなり、物理的にも時間的にも限界もありますよね。でも、ECサイトなら全国各地の人たちに購入していただけて販路が広がるし、そこからいろいろなチャンスが生まれる可能性があると感じました。
今後の展望について教えてください。
「いいものエール」への参加をきっかけにECサイトで販路が広がることを実感しましたが、同時にわたしたちのような食品販売は実際に食べていただき、知ってもらう場も欠かせないとも感じました。そこで今後は移動販売やイベントで実食していただいた後、実際に購入する場としてECサイトがあるのがベストと考えています。そのため、自社サイトとは別に大手ECモールにも出店する予定です。リアル店舗とECサイトの長所を上手くリンクさせて、事業を拡大していくことを目指します。
この事業への参加を迷っている事業者へ、アドバイスをお願いします。
個人店の経営者は、インターネット事業に対して「難しそう」「うちには必要ない」「業者にだまされそう」など、必要以上におそれ、抵抗感を持つ傾向があると感じています。わたし自身もそうだったから、その不安はよくわかります。でも、本事業は国の関連団体が進めているので安心して頼ることができました。売上が下がったと後ろ向きにならず、経営や事業を見直すチャンスととらえて、新たなことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。この事業に参加したことで新たなアイデアがどんどん浮かんできて、考え方も経営への向き合い方も変わったと感じています。
「ゆず薫る『がいな黄金唐揚げ™』」調理済みタイプ400g 税別価格800円(税込価格864円)

阿波弁で「がんこもの」を意味する「がいな」を商品名にしたとおり、素材はもちろん調理法にもこだわった逸品は、徳島産ゆず果汁に同じく徳島産鶏の胸肉を漬け込み、しっとりジューシーでさっぱりとした口あたり。唎酒師である齊藤氏が考案した日本酒に合う唐揚げとして、「からあげグランプリ中日本しょうゆダレ部門」にて、徳島県の出店者としては初の連続金賞も受賞。調理後に急速冷凍、真空パック加工しているため、レンジで温めてからオーブンで軽く焼くだけで、揚げたてを再現できるのも人気の理由。

https://teiji.base.shop/items/32438246

国内モール 第1期出品事業者様(出品期間:2021年7月~10月)

国内モール 第2期出品事業者様(出品期間:2021年10月~2022年1月)

国内モール 第3期1次出品事業者様(出品期間:2022年1月~4月)

国内モール 第3期2次出品事業者様(出品期間:2022年4月~7月)

新たな気づきで、
自社ECサイトの強化へ。
未来への可能性は
無限に広がる。

株式会社しむら/エプソムCソルト

株式会社しむら
所在地:神奈川県川崎市宮前区馬絹6丁目20番1号
従業員数:10名
資本金:1,000万円
事業内容:化粧品・医薬部外品製造開発、化粧品輸出入(主にインド・中国)、沖縄原料の製造開発、健康食品の製造、動物関連商品の製造開発、書籍の販売及びセミナー事業、ヨガスタジオ運営、アーユルヴェーダマッサージサロン運営、国産ヘンナ・インディゴの栽培

株式会社しむら/エプソムCソルト 戦国時代の甲州武田氏の家臣であった祖先が始めた油問屋をルーツに持つ株式会社しむら。戦後は薬局や陶器販売など業種の変化はありましたが、常に「健康産業で人々を元気」にという想いは変わりません。現在は、BtoC事業(自社ブランド化粧品の企画・開発含む)とBtoB事業(OEM含む)により、海外にも拠点を持ってグローバルに展開をしています。しかし、コロナ禍によって事業の見直しをすることに。発想力と実行力にあふれる2代目社長・川崎雅代氏、そんな社長を冷静にサポートする専務・川崎光氏に、今後の事業発展の肝となるべくECサイトとの関わり方や、これからについてお話を伺いました。

この事業に応募したきっかけを教えてください。
わたしたちの事業のひとつは自社ブランド商品の製造で、都市圏に店舗を構えるバラエティショップやドラッグストアに卸しています。しかしコロナ禍で、卸売先の実店舗の売り上げと比例してわたしたちの売り上げも大幅に低迷し、非常に不安を感じていました。一方、BtoC事業として自社ECサイト「シムシムジャパン」を10年ほど運営しています。せっかくある自社サイトをもっと活かすためにも、ECについて改めて学ぶ必要があるのではないかと感じていたところ、本事業を知りました。可能な限り、チャンスをつかみたかったので、応募しました。
この事業に応募したきっかけを教えてください。
この事業に参加して、ECサイトに関する知識や経験は深まりましたか?
自社ECサイトがオープンして10年経ちました。運営に関する基礎的な知識もあり、ECサイトの有効性も知っているつもりでした。ところが、webマーケティングの知識は持ち合わせていませんでした。これまでは、商品Aがいくつ、商品Bがいくつ売れたというような目先の結果しか見ていなかったのです。本事業によって、ECサイトに何人が訪れ、そのうち何人が購入までに至ったか、途中で離脱した人は何人いるかなど、ECサイトを効率よく運営するためにwebマーケティングの手法が重要だと知り、とにかく衝撃的でした。これまでは売り上げだけに一喜一憂していましたがユーザーの行動履歴を解析し、ECサイトを活かす戦略を立てることが重要と学びました。この知識を得られたことが、本事業に参加した一番の成果です。
ECサイトの可能性について感じたことがあったら教えてください。
単に商品を出品するのは誰でもできること。webマーケティングを用い、きちんと戦略を立てれば、ECサイトの可能性はもっと広がると実感しました。現在、会社の売上としてはBtoB事業が多くを占めていますが、利益率が高いのはECサイトによるBtoC事業です。本事業で得た知識を活かし、売上も利益率も高くなるよう、自社のECサイトを大切に育てていく予定です。わたしたちには開発力があり、取り扱っている商品は自信作のみです。コロナ禍でも下を向かず、コロナ禍だからこそ必要とされる新商品を多数発売しました。これらがもっと広く知られ、多くの人に取ってもらえるためにも、さらにECサイトを強化していきます。
今後の展望について教えてください。
わたしたちは東南アジアをはじめ、諸外国との取引も盛んで、中国とインドには支社もあります。今後は海外向けECサイトにもチャレンジしようと考え、この4月から英語とベンガル語(バングラディッシュの公用語)にすぐれたIT担当者を採用しました。いきなり海外向けECサイトをつくるのはリスクがあるので、本事業の越境モールに参加して、諸外国の環境やニーズなどを学びたいと準備を進めています。
この事業への参加を迷っている事業者へ、アドバイスをお願いします。
経営者として、ピンチなときこそ「まずは、やってみること」が大事だと考えています。わたしたちも今回チャレンジしたことで、売上だけではない、新たな気づきもありました。とはいえ、この状況下で新たなことにコストをかけるのは厳しく、コストを削減しながら売上を伸ばすことが重要です。この支援事業は無料で支援してくれるので、リスクなくチャレンジができます。ぜひ、「まずは、やってみること」精神でチャレンジしてみてください。
エプソムCソルト(1.5㎏) 1,375円(税込)

温泉などに多く含まれているミネラル塩の一種で、マグネシウムが全身をヴェールのように包み込み、お肌がしっとり潤う入浴剤。本品は塩素を除去し、お湯をまろやかにするビタミンCを配合。輸入品に多い「雑貨」ではなく、国産の化粧品登録商品なのがポイント。自宅で、気軽にスパ気分が楽しめると注目された。

国内モール 第1期出品事業者様(出品期間:2021年7月~10月)

国内モール 第2期出品事業者様(出品期間:2021年10月~2022年1月)

国内モール 第3期1次出品事業者様(出品期間:2022年1月~4月)

国内モール 第3期2次出品事業者様(出品期間:2022年4月~7月)

販路拡大・新規顧客の
獲得ができたからこそ、
次のステージへ果敢に進む

株式会社アツマル水産/
釧路町仙鳳趾産 不揃いの牡蠣たち

株式会社アツマル水産
所在地:北海道札幌市北区新琴似二条2丁目7番10号
従業員数:3名
資本金:500万円
事業内容:水産業の卸販売、水産加工品のネット販売の他、実店舗「カラメル雑菓店」および羊ヶ丘展望台、催事などでお焼きやソフトクリームの実演販売等、幅広く展開している。

https://atumaru.co.jp/suisan/

株式会社アツマル水産/釧路町仙鳳趾産 不揃いの牡蠣たち 「北海道の食産業に携わる者として使命を認識し、地域社会の発展に貢献を」そんな想いから水産業の加工販売と卸販売からスタートした株式会社アツマル水産は、飲食業、菓子製造販売、ネット販売、輸出事業と拡大しながら、順調に成長してきました。メイン事業である卸販売は仲卸業者をはさまず、鮮度の高い海産物をスピーディに適正価格で届けることで全国の飲食店で高い評価を得ていましたが、コロナ禍によって売り上げは大きく減少しています。幸い、大手ECモールに出店していたため、BtoC事業を強化して新たな柱にすべく見直すことに。生産者を守りながら会社の発展をめざす、代表取締役社長の道又和寿氏にECサイトとの関わり方や、これからの事業展開についてお話を伺いました。

この事業に応募したきっかけを教えてください。
コロナ禍で売り上げが前年度の約5割も減少してしまいました。ただ、10年程前から運営していた大手ECモールでの売り上げは横ばいで、さほどコロナ禍の影響を受けていないことに気づきました。もともと、個人消費者へ販路を広げたいと考えてECサイトをスタートさせた背景があるので、現状の見直しも兼ねて、もう少し力を入れてみようと考えたのです。
この事業に応募したきっかけを教えてください。

協力会社である鈴木漁業の鈴木さん親子

この事業に参加して、よかったこと・得られたことはありましたか?
集客効果があり、販路を拡大できたことです。「いいものエール」として、Yahoo!ショッピングのトップ画面に広告を出稿していただけた結果だと思います。集客のために、中小企業が単体でweb広告の出稿をすることは金額的に難しいですから、ありがたいですね。「いいものエール」への出品は終了しましたが、新たに得た顧客の方々に継続して購入いただくために、他店と差別化した商品を構成する必要があると感じました。
出店者向けセミナーにもご参加いただきました。
「ECモール出店・運営の基礎知識と各モールの特性」セミナーに参加しました。ECモールに出店して10年経っていたので知見はありますが、自分たちのやり方がベストではないはずなので、最近のECのトレンドや技術、検索のアルゴリズムを学びたいと思ったのです。新たな知識を得られたことはもちろんですが、同時にわたしたちが手探りながら進めてきたECサイト事業やビジネスの考え方は間違っていないと確認できたことも有意義でした。また、本事業は生産者や事業者のことを考えて行われていることを感じられるセミナーでもありました。
出店者向けセミナーにもご参加いただきました。

定置網漁による鮭の水揚げ。
機械ではなく、昔ながらの手作業で行っている。

ECモールの活用法について、改めて感じたことがあったら教えてください。
大手ECモールの集客力は圧倒的ということです。中小企業が自社でECサイトを作っても、認知度が低く、集客活動にも限界があると思います。大手ECモールは手数料などがかかるため出店を躊躇する事業者も多いですが、広告や販促活動などわたしたちにはできないことを提供してくれます。今回、「いいものエール」に参加して、写真の見せ方やキャッチコピーの付け方など、わかりやすく表現するプロならではのテクニックにも感心しました。この学びを元に、大手ECモール内の自社ショップを全面リニューアルする準備を行っています。わたしたちのような中小企業ほど大手ECモールを上手に活用することで、BtoC事業をもっと拡大できるだろうと、改めて感じました。
今後の展望について教えてください。
まずは、少しずつ稼働し始めている飲食店に合わせて卸販売を元通りにすることです。同時に、大手ECモール内の自社ショップをもっとお客様にわかりやすくなるようリニューアルし、BtoC事業も強化していきます。国内のみならず、越境モールを活用することも視野に入れています。今回のコロナ禍で、事業の柱は多いほうがよいと実感しました。それぞれの事業が支え合って、会社を発展させていきたいと思います。
今後の展望について教えてください。
この事業への参加を迷っている事業者へ、アドバイスをお願いします。
コロナ禍で経済をまわしていかなければならない状況だからこそ、わたしたち中小企業が、がんばる必要があります。それを応援してくれる事業なのだから、活用しない手はありません。一事業者がECサイトを作ることは金額的にもハードルが高く、集客にも限界があります。本事業への参加によって、手間をかけずに販路の拡大が実現できました。こんなチャンスをいただけることは稀です。自社の取り扱い商品がECサイトで売れるかどうかわからないと迷う事業者こそ、まずはチャレンジしていただきたいですね。
釧路町仙鳳趾産
不揃いの牡蠣たち(4㎏)5,980円(税込)

※商品・価格は「いいものエール」出店時のものです。

栄養豊かな漁場である釧路町・仙鳳趾(せんぽうし)で育った牡蠣は、大粒で強い甘み、濃厚でコクのある味わいが特徴。生食はもちろん、焼いても蒸しても最高のパフォーマンスで楽しめると牡蠣好きたちから支持されている。規格外の不揃いサイズを詰め合わせた。

https://store.shopping.yahoo.co.jp/atumaru-suisan/

国内モール 第1期出品事業者様(出品期間:2021年7月~10月)

国内モール 第2期出品事業者様(出品期間:2021年10月~2022年1月)

国内モール 第3期1次出品事業者様(出品期間:2022年1月~4月)

国内モール 第3期2次出品事業者様(出品期間:2022年4月~7月)

SNSマーケティングを駆使した
商品企画と販売戦略で
新規事業に挑む

株式会社キカクニカ/
おうちこうそキット

株式会社キカクニカ
所在地:熊本県熊本市北区飛田3-5-8 socket 2F
従業員数:1名
資本金: 370万円
事業内容:プロモーション事業、コンサルティング事業、出版事業、開発事業、通販事業

株式会社キカクニカ 九州の企業のプロモーション活動を支援する株式会社キカクニカ。百貨店やショッピングセンターで短期販売用のポップアップ店舗の支援をメインとしていたため、コロナ禍で大きな打撃を受けてしまいました。そこで、メイン事業とは異なる物販へとチャレンジすることに。手作り酵素ドリンクキットを選んだのは、代表取締役社長の甲斐水樹氏自身がもともと酵素ドリンクを飲んでいて、馴染みがあったからだそうです。
コロナ禍におけるステイホームで「おうち時間を楽しみながら、健康に貢献できる」商品として注目されました。プロモーションのプロであるからこそ実感した、ECサイトとの関わり方や、これからの事業展開についてお話を伺いました。

この事業に応募したきっかけを教えてください。
企業のプロモーションとしてポップアップ店舗の支援を行っていたのですが、コロナの影響で出店ができなくなり、売り上げは前年比の60%減に。そこで新たな事業としてECでの物販に参入しました。自社サイトで販売をしていましたが、キャッシュフロー的に資本が少ないと投資ができず、事業成長が鈍化してしまうという通販事業ならではの難しさを感じていました。そのようなとき、本事業を知り、自己投資不要で新たなチャネルに関するテストマーケティングができることに魅かれ応募しました。
この事業に応募したきっかけを教えてください。
この事業に参加して、よかったこと・得られたことはありましたか?
当社商品はまだまだ知名度が低く、自社サイトで興味を持ってくださったお客様が即購入とはならないようです。まず、商品の評判などの情報を検索しながら購入を検討するなかで、「いいものエール」にたどりつき、決済がしやすいのでそのまま購入という流れがあったように感じています。中小機構が運営するECモールに出店しているなら、という安心感もあったのかもしれません。当社商品は、ひと目で魅力がわかるものではありません。使い方、作り方を説明して魅力が伝わる商品なので、売り方の難しさなどを改めて勉強することができました。近い将来に大手ECモールへの出店が必要になることも実感でき、目標のひとつとなりました。
今後の展望について教えてください。
まずは自社ECの使いやすさ、決済の方法などを見直して、成約率を向上する必要があると思っています。そして、PR活動を精力的に行い、将来的には各ECモールにも出店して、それぞれからも受注できる体制を整えたいと考えております。現在、主なPR活動としてSNSを活用していますが、手ごたえを感じています。新規参入者として、ECサイトを作って商品を紹介するだけの従来のネット販売の方法では限界があると考え、商品企画の段階からSNSマーケティングを意識しています。ボトルにフルーツが入った可愛い写真は見栄えがよく、メインターゲットの女性の目を引くと考え、インスタグラムで発信しています。今後もSNSマーケティングに注力していく予定です。また、「おうちこうそキット」以外にもECマーケットに適した新たな商品を開発していきたいとも考えています。
ECモールに出店して、感じたこと学んだことなどはありますか?
今回、販売事業者になったことで、顧客の心境がよくわかりました。今後、よりいっそう顧客の立場に寄り添った提案ができるはずです。ECの物販に参入したことは、事業においても相乗効果が得られたと思います。
この事業への参加を迷っている事業者へ、アドバイスをお願いします。
なにより、手間がかからないことが魅力です。申請書類など手続きの煩雑さに尻込みする事業者は多いと思いますが、本事業は手続きがとても簡略化されています。また、出店後も注文のあったお客様へ商品を届ける業務しかないので、非常に手間がかからなかったです。無料でチャレンジできるので、ECモールに出店しておらず、チャネルを拡げたいと考える事業者は、テスト販売のチャンスと考えて気軽に参加するべきだと思います。書類作成が苦手な事業者も出品しやすいので、おすすめします。
この事業への参加を迷っている事業者へ、アドバイスをお願いします。

好みのフルーツや野菜で、
オリジナルで生酵素ドリンクが簡単に作れる。

おうちこうそキット 
5,400円(税込)

※「いいものエール」出品時の価格です。

美容と健康のために注目されている酵素ドリンクを手軽に手作りできるキット。キュートな保存瓶で酵素を育てる感覚や使用するフルーツや野菜で見た目も可愛くなることも女性のココロをくすぐった。ヘルシーな食生活と同時に、暮らしの楽しみも提案する。

https://ouchikoso.jp/

国内モール 第1期出品事業者様(出品期間:2021年7月~10月)

国内モール 第2期出品事業者様(出品期間:2021年10月~2022年1月)

国内モール 第3期1次出品事業者様(出品期間:2022年1月~4月)

国内モール 第3期2次出品事業者様(出品期間:2022年4月~7月)

ECサイトで
世界が変わる瞬間を体験。
思いもよらぬ
事業転換のきっかけに

健幸ライフ株式会社/
あしふみ健幸ライフ

健幸ライフ株式会社
所在地:福岡県福岡市博多区東比恵1-2-3 ガリレオビルディング博多イースト3F
従業員数:約70名
資本金:3,000万円
事業内容:健康器具販売、健康食品販売、外食産業。あしふみ運動健康法をメインとした総合商社。

健幸ライフ株式会社 1994年、健康関連企業として福岡・博多で創業した健幸ライフ株式会社。2018年から新たに開発した木製の足踏み健康器具「あしふみ健幸ライフ」の販売もスタートし、店頭実演販売や医療関連施設などを販売チャネルとして、順調に売り上げを伸ばしていました。ところが、対面式の売り方をメインにしていたために、新型コロナウイルスの感染拡大によって大打撃を受けてしまいます。そこで、新たに自社サイトを立ち上げたところ、ECサイトの可能性と影響力に驚かされたそうです。コロナ禍での売り上げ減というマイナスの状況から一転、ECサイトによって想定外ともいえる事業の広がりへのきっかけをつかんだ、代表取締役社長本村真祐氏にお話を伺いました。

この事業に応募したきっかけを教えてください。
当社商品は高齢者向けの健康機器として開発したので、コロナ禍以前は卸会社を通じて、薬局や介護施設などでの体験会、展示会などで対面式販売を行っておりました。ところがコロナ禍で対面式はもちろん、高齢者の方にお会いすること自体が難しい状況に。そこで、自社サイトを作って手探りで運営を始めましたが、売り上げにつなげることの難しさを感じていました。当社商品は実際に体験していただくと、その良さをご理解いただけ、10人中8人が購入してくださいます。しかし、ECサイトでは100人が閲覧して0.5人が購入という状況でした。サイトの運営を見直すこと、Eコマースを本格的に学ぶことを目的とし、同時に商品の認知を広めたいと思ったことが「いいものエール」への応募のきっかけでした。
この事業に応募したきっかけを教えてください。

「いいものエール」出品時の商品紹介ページ。

この事業に参加したことをきっかけに、気づいたことはありましたか?
ECサイトを活用すれば、商品情報をほんの一瞬で世界へ届けられ、これまでとは異なる体験ができることを実感しました。もともと高齢者の健康維持が目的の商品ですが、広くアピールするために、LP(ランディングページ)を作り、web広告を出稿しました。すると、コロナ禍で運動不足になっている方や在宅ワークの方など、30~40代の若い層にも興味を持ってもらえたことが驚きでした。これまでターゲットとして考えたこともない層でした。そのおかげで、改めて商品の魅力や可能性を見直す機会にもなったと思います。web広告やECサイトを活用することで、自分たちが想定していなかった顧客層にもアプローチできること、そして、新たな商機があることを知りました。
越境モールも活用されていますが、売り上げ以外に得たことはありますか?
ECサイトを活用し始めた頃から、海外も商圏になるのではと感じるようになりました。実際にモールに出品することに加えて、本事業では学ぶ機会も与えてくれるのもありがたかったです。国内モールの基礎、越境モールに関するセミナーなどに複数回参加し、知見を得ることができました。現在は、本事業の越境モールの出品支援プログラムを通じてシンガポールの「Shopee」に出品しています。送料を考えての価格設定、梱包、商品の選び方の煩雑さなども出品したからこそ学べました。また、文化の違いなどで商品の伝え方の難しさを感じる点もありますが、健康でありたいという気持ちは世界共通です。当社商品は電気なども使わず、非常に単純構造の器具なので世界に通用しやすいと自負しております。実際、購入されたアメリカの老婦人から「とてもよい商品だから、もっと送ってほしい」と、うれしいお言葉をいただきました。これは日本の顧客と同じ感想であり、手ごたえを感じています。特許を取得した国として中国、オーストラリア、シンガポールがある他、現在10ヵ国ほどに出願しており、今後も世界に向けて販売を強化していく予定です。
越境モールも活用されていますが、国内モールとの違いを感じますか?

足を乗せて左右に揺らすことで、
股関節や膝関節を小刻みに動かすジグリング運動
(貧乏ゆすりに似た運動)効果が得られる。
その結果、血行促進、足腰や股関節をほぐして血行を促す。
日々のエクササイズとしてはもちろん、
脚のむくみの解消、集中力アップなどの効果も期待される。

今後の展望について教えてください。
コロナ禍という最悪な状況を乗り越えるために、ECサイトを活用せざるを得ない。そんなマイナス思考から「いいものエール」に参加しましたが、思いもよらぬ事業展開のきっかけを作っていただきました。「あしふみ健幸ライフ」は、当社が取り扱うさまざまな健康関連商品のなかのひとつでしたが、今後はこの商品のみで勝負することを決めました。もちろん、今までと変わらず店頭販売や実演販売も継続しますが、メインチャネルはECサイトへシフトしていきます。併せて動画やライブコマース※を強化し、ECサイトでも対面式と同様に商品の魅力を伝えていきたいと考えています。そして、世界中の人たちに「あしふみ健幸ライフ」を知っていただき、健康で幸せになっていただきたいと夢は広がります。

※ライブコマース:インターネット上で生放送の動画を配信して、動画内で商品やサービスを紹介・販売する手法
あしふみ健幸ライフ
無垢木標準タイプ 
22,000円(税込)

※「いいものエール」出品時の価格です。

椅子に座ったまま、足踏み運動ができる木製の健康器具。テレビを見ながら、勉強をしながら、デスクワークをしながら、“ながら運動”が可能に。素材は強度にすぐれ、艶と粘りがある良質な木材として知られる熊本県の小国杉で、なかでも80~100年前のものを使用するこだわり。シニア層をターゲットに開発されたが、コロナ禍による在宅ワークの普及でビジネスニーズも高まった。福岡デザインアワード2018入賞。

https://www.ashifumi.jp/

国内モール 第1期出品事業者様(出品期間:2021年7月~10月)

国内モール 第2期出品事業者様(出品期間:2021年10月~2022年1月)

国内モール 第3期1次出品事業者様(出品期間:2022年1月~4月)

国内モール 第3期2次出品事業者様(出品期間:2022年4月~7月)

B to B向けのニッチな商材を
B to Cへとシフトチェンジして大成功!

株式会社創和/
脱毛用ほくろ保護シール

株式会社創和
所在地:東京都新宿区西新宿8-14-21 双英ビル9階
従業員数:70名
資本金: 5,000万円
事業内容:フィルム・テープ・発泡体の精密打ち抜き加工、医療・工業向け精密部材のアッセンブリ

創業以来40年にわたり、型抜き加工プレスを主な事業としてきた株式会社創和。その技術力は幅広い業界で認められ、車のタッチパネルディスプレイやセキュリティ製品の部品から人体に触れる医療機器製品に至るまで、私たちの暮らしを支える製品を届けています。取引の基本はB to Bですが、コロナ禍において、ニッチな商品を消費者が求めていることに気づき、2021年よりECサイトを活用したB to C事業にチャレンジをすることになりました。新たな視点や商機を与えてくれたECサイトの可能性や今後について、担当である営業部の藤井氏、総務部の鈴木氏にお話を伺いました。

この事業に応募したきっかけを教えてください。
「脱毛用ほくろ保護シール」は、全国展開をしている大手脱毛サロン様などに卸していたものです。ところがコロナ禍によって脱毛サロンに通うことを自粛し、自宅でセルフケアをする方が増えるようになったのと同時に、コーポレートサイトのリニューアル後のアクセス解析で、「脱毛用ほくろ保護シール」の製品情報ページが多く見られていることに気づいたのです。これは消費者から求められているのだと確信し、自社ECサイトをオープンさせました。需要があるなら、自社ECサイトだけでなく、やはり大手ECモールでチャレンジをしてみたいという気運が社内で上がってきたのが、「いいものエール」に応募した一番の理由です。初期投資が必要ないことでも出品のハードルが下がり、社内を説得しやすかったです。

同時に、当社はECを始めたばかりで専門部署がなく、営業部と総務部所属の私達2人が兼業で進めています。知見・経験のないなか、見様見真似で進めていたので、しっかりと学ぶ必要性を感じていました。今後、EC事業をより発展させていくために、大手ECモールへの出店と、知見を高めるという目的を叶えてくれたのが「いいものエール」の事業でした。
この事業に応募したきっかけを教えてください。
この事業に参加して、自社サイトとの違いを感じることはありましたか?
今回、3つのECモールに出店したことで、それぞれの特徴を知ることができ、ECモールによって売り上げが変わることに驚きました。また、タイトルの付け方、キーワードの設定方法、文章の書き方、写真の見せ方など新鮮なことだらけでした。これまでは2人で試行錯誤しながら制作していましたので大変勉強になり、ほんの少しの工夫が集客に影響が出ることを改めて感じました。このとき得た知識は、自社サイトでも活用しています。
この事業に参加して、よかったことはありましたか?
まず、セミナーが充実していることです。今回、「ECモール初心者のための商品ページ基礎知識講座」と「国内外のECモールに出店してみよう! 事業概要から学ぶEC基礎講座」の2つのセミナーに参加しました。基礎を改めて学びなおすことができたことはもちろん、オンラインで気軽に参加できることもうれしい点でした。講師の話は実感できることが多く、書籍などを読むだけでは理解できなかった知見を得られました。

もうひとつは、「EC活用支援アドバイス」という制度を使って専属のアドバイザーに運営の不安や疑問を相談できたことです。たとえば、集客のためにweb広告の活用を提案してくれるなど、中小機構のEC支援に携わるアドバイザーが的確に助言してくれたことは心強かったです。また、ECサイトが消費者にどう見られているかなどを、第三者の視点から指摘していただいたこともあり、新たな気づきも多かったです。
今後の展望について教えてください。
今回、本事業に参加したことで、「脱毛用ほくろ保護シール」は大手脱毛サロンなどの法人だけではなく、個人や小規模でサロンを経営している個人事業主の方々にアピールできたことは大きいです。これをきっかけに社内でも新たな商品の企画開発をする雰囲気も生まれ、ゆくゆくは海外向けに越境モールにも出品したいという野望も出てきています。当社は技術力を誇るメーカーで、さまざまな業種の企業様からの依頼にお応えしてきましたが、ECモールをはじめ一般消費者相手のBtoCには疎いところがあるのは否めませんでした。ただ、今回のチャレンジによって、ECモールやITの活用が業績に貢献することが実感でき、それ共有するようになったので、社内全体の意識が変わったような気がします。今後は、自社サイトを育てながら、近い将来、大手ECモールへ出店できることを目指していきます。
今後の展望について教えてください。

光脱毛・レーザー脱毛の光は、ほくろやしみなど黒色に反応するため、
そのまま当てると肌トラブルの原因に。シールを貼ることで、肌をやさしく守ってくれる。

中小機構の他の支援メニューは活用されていますか。
J-Goodtechに登録をしています。まだ目立った取引実績には至っていませんが、B to Bを見据えた取引関係が出来ることに期待しています。
脱毛用ほくろ保護シール
(2種セット/大きめサイズ100個、小さめサイズ240個) 
1,750円(税込)

※「いいものエール」出品時の価格です。

大手エステサロンや医療脱毛クリニックで実際に使用されている、ほくろ、しみ、そばかす、傷跡を隠す高品質な保護シール。コロナ禍において、家庭用脱毛器でセルフ脱毛をするユーザーに支持された。肌に貼ることを前提にした医療用テープを使っているため、肌にやさしく・かぶれにくいのが特長で、脱毛時の痛みをやわらげる効果も期待できる。販売実績500万枚以上の、創和が誇るヒット商品。

https://sowa-onlinestore.stores.jp/

国内モール 第1期出品事業者様(出品期間:2021年7月~10月)

国内モール 第2期出品事業者様(出品期間:2021年10月~2022年1月)

国内モール 第3期1次出品事業者様(出品期間:2022年1月~4月)

国内モール 第3期2次出品事業者様(出品期間:2022年4月~7月)

30年近く続けてきた
営業スタイルを潔くチェンジ。
ECで売り上げ向上と
全国認知を目指す

MARUJUN株式会社/
朝パック洗顔1ヶ月トライアルセット

MARUJUN株式会社
所在地:福岡市中央区天神1-15-1 日之出ビル3F
従業員数:6名
資本金: 1,000万円
事業内容:洗顔石鹸を中心とするソフィールスキンケアの卸販売

九州を拠点に「洗顔は素肌づくりの基本」というコンセプトで30年以上も愛され続けてきたソフィール化粧品のフランチャイジーとして、福岡県を中心に順調に売り上げを伸ばしてきたMARUJUN株式会社。電話でのアウトバウンド営業を基本スタイルとしていましたが、時代の流れや顧客のニーズに合わせてECを導入することに。顧客への定期的なカウンセリングを必要とする化粧品ならではのECモールの活用法やメリット、デメリットについて、代表取締役社長の若松順子氏にお話を伺いました。

この事業に応募したきっかけを教えてください。
当社は創業以来、電話でのアウトバウンド営業(広告やDMなどを用いて、企業から消費者へアプローチする営業手法)で新規顧客を獲得するのが基本ですが、近年は電話営業を好まない人が増えたり、個人が電話帳登録をしなくなったり、時代の流れに適さなくなってきたのではないかと感じるようになっていました。7年くらい前からECには興味を持っていたのですが、フランチャイザーとの兼ね合いがあり、事業としてはなかなか参入できなかった背景があります。ところがコロナ禍もあり、ECでの販促が認められたのをきっかけに導入することを決めたのです。「いいものエール」は大手ECモールへ初期投資なしで出品ができるとのことで、テストマーケティングとして非常に魅力を感じました。
この事業に応募したきっかけを教えてください。
この事業に参加して、EC事業に役立ったこと、気づいたことはありましたか?
私たちは商品を売るだけではなく、定期的にカウンセリングを行い、お客様と向き合っていくことがモットーです。入口は電話ですが、その後はお客様一人ひとりに定期的にメールを差し上げ、お肌の変化の確認や、その都度のお悩みにアドバイスをしています。大手ECモールではお客様と密なやりとりができないことが課題として残りましたが、ECであっても電話でのアウトバウンド営業であっても、私たちの営業スタイルの根底は変わらないということに改めて気づかされたことには感謝しています。また、これまでは見込み客は女性のみと思い込んでいましたが、「いいものエール」では男性の購入者がいることにも驚かされました。出品したからこそ発見できた、新たな可能性です。
この事業に参加して、よかったことはありましたか?
先ほど申し上げたように、同じECでも自分たちの事業にとって向き不向きがあることを教えていただけました。そこで、「いいものエール」への出品と同時期に、独自にLP(ランディングページ)やSNSを開設したり、SNS広告を頻繁に出稿したりするなどして自分たちにフィットするものを詮索しました。特に、SNSのなかでInstagramとの相性がよいとわかり、現在はそちらに注力して販促活動を繰り広げています。ただ、短期間でも大手ECモールに出店し、認知度や集客力の必要性を実感できたことは、非常に学びとなりました。大手ECモールにはかないませんが、SNSを通じて、どうしたらもっと多くの人たちに私たちの商品の良さを伝えられるかを考え、試行錯誤を重ねる契機となりました。
この事業に参加して、よかったことはありましたか?
また、これまでは電話によるトーク力が売り上げを左右するところがありました。私をはじめベテラン営業員は多くの経験値があって臨機応変に対応できますが、若手への教育は個人差もあり、すべてを伝えきれないことにジレンマを感じていました。今回、ECサイトに掲載するために私がふだん営業で話している内容を文章化することで、営業員全員が商品の魅力や売り方について改めて共有できたのは大きな収穫でした。
今後の展望について教えてください。
電話でのアウトバウンド営業では、1人の営業員が1日に担当できる顧客数は限られたものでしたが、ECサイトは公開するだけで全国の莫大な数の見込み客へとアプローチできます。「いいものエール」への参加によって、30年近く続けてきた営業スタイルを変えはじめ、会社として次のステップへと進むきっかけとなりました。まず、今年の1月からは新規開拓をECによるインバウンド営業(自社サイトやブログ、セミナーなどで情報発信し、興味を持った消費者から企業へアプローチをさせる営業手法)にシフトしました。これまでは九州・福岡のみを営業エリアとしていたため「知る人ぞ知る化粧品ブランド」でしたが、ECによって全国展開が可能になったことで売り上げに期待をするのはもちろんですが、認知度も向上できるチャンスと捉えています。今後もECやweb広告について勉強を続け、新たな展開やチャレンジをしていく心づもりです。
朝パック洗顔1ヶ月トライアルセット(アルグモイストパックEX 、SODエッセンス、酵素配合ナイトソープ、泡立てネット)
1,980円(税込)

※「いいものエール」出品時の価格です。

ソフィール化粧品を初めて使用する人におすすめのお試し商品。トライアルセットとしては高額設定でのチャレンジだったため不安もあったが、消費者には受け入れられた。

https://www.sophile.com/lp/

国内モール 第1期出品事業者様(出品期間:2021年7月~10月)

国内モール 第2期出品事業者様(出品期間:2021年10月~2022年1月)

国内モール 第3期1次出品事業者様(出品期間:2022年1月~4月)

国内モール 第3期2次出品事業者様(出品期間:2022年4月~7月)

ECモール黎明期からの
出店経験を活かし、
新たなチャレンジで
事業を拡大していく

サンホワイト太陽炭株式会社/
炭やさんの作った健康安全食品用
竹炭パウダー

サンホワイト太陽炭株式会社
所在地:奈良県奈良市西登美ケ丘4-12-25
従業員数:6名
資本金: 1,000万円
事業内容:飲食店向け太陽炭(オガ炭)・備長炭各種木炭、工業用木炭・活性炭の製造販売、各種日本製品輸出・特定技能外国人就業支援、有料職業紹介

サンホワイト太陽炭株式会社 飲食店向けの木炭をメインに、各種木炭の製造販売を行うサンホワイト太陽炭株式会社。ECモールの黎明期から、主力商品はもちろん卸業で扱う商品を大手ECモールで販売をしてきました。今回、本事業へチャレンジしたのは、自社店舗の見直しや検証を兼ねつつ、新たに越境モールのテストマーケティングを行うためでした。先見の明があり、チャレンジ精神旺盛な代表取締役社長の白﨑慶太氏に今後のECモールの活用法などについてお話を伺いました。

この事業に応募したきっかけを教えてください。
2003年から大手ECモールに出店して、さまざまな商品を販売してきました。今回、「いいものエール」に出品した「炭やさんの作った健康安全食品用竹炭パウダー」は2017年より販売を開始したところ、折しも芸能人が健康法として食用竹炭を利用していると話題になっていました。そのおかげなのか、類似品が多いなかでもカテゴリー内の売り上げランキング1位を獲得し続けるほど売れていました。しかし、この数年で順位を落としてしまい、それが単にブームが去ってニーズがなくなってしまったのか、それとも販売方法に問題があるのかを改めて検証したいと思ったことが、応募のきっかけと理由です。

また、海外マーケットでの展開も視野に入れていたので、本事業では越境モールにも出品していました。これまでの経験と、今回、両方に出品してみて、国内モールだけでは頭打ち感があるのが否めないことがわかり、海外マーケット展開の必要性を改めて実感し、今後の方針を見極めることができました。
この事業に応募したきっかけを教えてください。
海外マーケットを視野に入れた理由を教えてください。
当社は1975年に創業者が貿易商社として立ち上げた背景があり、創業から現在まで東南アジアをはじめ世界各国と取引をしているので、海外を視野に入れるのは自然な流れといえます。また、今後は少子高齢化が進み、国内マーケットは縮小傾向にあるので、海外マーケットに注力したいと考えたことも大きな理由です。食品用竹炭パウダーはBtoC向け商品として、国内外で売り上げを伸ばしていきたい商品のひとつです。国内マーケットで堅実に販売しながら、海外マーケットの需要拡大を目指したいと思っています。
本事業に参加して、気づいたこと、得たことはありますか?
これまでは、一般的な輸出業で行うことを考えていました。しかし、手続き等がなかなか煩雑で手間もかかります。さらに、近年はEMS(国際スピード郵便)のコストが上がっているため、販売量が少ない場合は利益が出ません。本事業に参加したことで、越境モールを活用すれば、手間やコストが多少は抑えられ、小ロットでも海外マーケットで勝負ができることを確認でき、今後の事業展開を考えるうえで役立ちました。
長年ECモールを利用されてきたからこそ、感じることを教えてください。
やはり、販売商品数の豊富さが重要だと思います。当社は木炭関連商品のほか、食品、日用品などジャンルを超えて多くの商品をECモールで展開しています。食品用竹炭パウダーも商品数を増やすことを目的として、自社のコア商品である炭を活用して商品化したものです。自社製品を販売するためにECモールを活用するのは当然ですが、ECモール事業を成功させたいのならば、時代のニーズを読み、食品用竹炭パウダーのような新たな商品を定期的に投入するなど、卸業として取り扱い商品を増やすことも、ひとつの考え方だと思います。当社はいつも、興味深い商品や人気が出そうな商品を探し続けています。
今後の展望について教えてください。
主力である飲食店向けの販売事業を中心に、一般消費者向けの国内のECモールも継続しながら、海外のECモールにも本格的に出店する予定です。今回、「IRASSHAI JAPAN」で越境モールのテストマーケティングを行えたことで決断できました。先ほど申し上げた通り、国内マーケットの縮小を見越した対策をすることが出店理由のひとつですが、円安が長期化しそうなことも決断を後押ししました。事業継続のために、国内マーケットだけではなく他の国々もマーケットにしていければと。同時に、小売業とは異なる新事業も手掛け始めているので、それぞれの事業をバランスよく展開していくことを目指しています。
中小機構の他の支援メニューを活用されていれば教えてください。
CEO商談会への登録を行い、海外、特に東南アジア向けへの販路拡大に向けた商談会に参加しました。また、「J-GoodTech」にも参加し、当社の技術提案を行うなど、今後の東南アジア方面への販路拡大に向けた礎(いしづえ)を築いています。
中小機構の他の支援メニューを活用されていれば教えてください。

液体に溶けやすく、牛乳に混ぜるだけで見た目もおしゃれなヘルシードリンクに。
無味無臭だから、ケーキやベーグル、クッキー、うどん、餃子の皮など、活用方法はアイデア次第!

炭やさんの作った健康安全食品用竹炭パウダー
1,500円(税込)

※「いいものエール」出品時の価格です。

1000℃近い高温で焼成炭化した孟宗竹100%(和歌山県/鹿児島県)を粉砕して作られた精製竹炭微粉末。天然素材で安心・安全、無味無臭、超微粉末で扱いやすく、健康維持のため、お菓子づくりやキャラ弁に活用する黒色色素としてのニーズに応えた。

https://sumiten.com/
https://item.rakuten.co.jp/sumiten/bifunchikutans/?sid=pdt_overview_shopname#10038560

国内モール 第1期出品事業者様(出品期間:2021年7月~10月)

国内モール 第2期出品事業者様(出品期間:2021年10月~2022年1月)

国内モール 第3期1次出品事業者様(出品期間:2022年1月~4月)

国内モール 第3期2次出品事業者様(出品期間:2022年4月~7月)